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【登山前に確認!】マダニ対策について

春から秋にかけてマダニに咬まれる被害が多数発生しています。
被害を防止するためにも、しっかりと予防対策を行うことが必要です。
登山の前にマダニ対策について、確認しておきましょう。
                                               (出典:厚生労働省「ダニ媒介感染症」)

■マダニについて

吸血前のマダニ(約3mm)                         吸血後のマダニ(約10mm)
               吸血前のマダニ(約3mm)                                                       吸血後のマダニ(約10mm)
                            (画像出典:アース製薬「害虫なるほど知恵袋」)

マダニは草むらや藪などに多く生息しており、多くは3月~11月にかけて活発に活動しますが、冬季に活動する種類も存在するため、1年中注意が必要です。
マダニに咬まれると、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)やダニ媒介脳炎などのダニ媒介感染症を発症する可能性があり、治療が遅れれば重症化し死亡する場合もあります。
咬まれても気がつかない場合も多いので、まずはマダニに咬まれないよう対策することが何よりも重要です。また、咬まれた場合は速やかに医療機関(皮膚科)で処置(マダニの除去、洗浄など)を受けましょう。マダニの一部が体内に残ったり、マダニの体液が逆流したりする可能性があるので、絶対に自力で無理に引き抜こうとしないでください。

■マダニ対策について

・長袖、長ズボン、帽子、手袋を着用し、とにかく肌の露出を少なくする
・サンダル等は避け、足を完全に覆う靴を履く
・ズボンの裾を靴下の中に入れる、上着の裾をズボンの中に入れる
・明るい色の服を着る(マダニを目視で確認しやすくするため)
・マダニに対する忌避剤(ディート、イカリジン)を使用する
・上着や作業着を家の中に持ち込まない
・ガムテープを使って服についたダニを取り除く
・屋外活動後は入浴してマダニに咬まれていないか確認する

さらに詳しいマダニ対策やマダニに吸血された場合の対処方法については、「ダニ媒介感染症」(厚生労働省ホームページ)に掲載されています。

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